買いました買いました、それも今回はPixel 10 Pro XL、久しぶりの巨大スマホです、いいです、やっぱり

Google Pixel 10 Pro XL 本体裏面

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今年も出ましたね、Googleの新製品。

スマートフォン、スマートウォッチ、その他。

ぼちぼちスマートフォンも進化の限界点に来ているのか、ハッとするような新しいものは見えなくなってきたように思いますが、今年はAIとの融合とでも言うのでしょうか、ソフトウェアの進化で一層の使いやすさや役に立つ仕組みが組み込まれるかたちで進化しているようです。

少し遅れましたが、例年とおり、今年もひとまずスマートフォンを購入しましたのでご紹介です。

今年は、Pro版の中でも大きいPro XLを購入してみました。

Googleストアでの購入ですが、キャンペーンで1万円引きのクーポンがあったり、Pixel 9 Proの下取り価格が高くなっていたりの諸条件があり、購入によって手に入るストアポイントでGoogle Watch 3を下取りに出して、Watch 4 45mm LTEを購入するとした計算をすると、ProとPro XLで総額の実質的な費用負担が変わらないということがわかりましたので、それなら大きい方で、となった次第。

さまざまなメディアやインフルエンサーやガジェット好きの皆さまがすでにたくさんの紹介をされているので、私が今更追加することもあまりないわけですが、使ってみて1週間ほどの感想など中心にご紹介したいと思います。

ご参考に去年のPixel 9 Proの記事はこちらです。

Googleストアは毎度おなじみのキャンペーンを開催しているわけですが、この記事を書いている途中に終わってしまいました、スマートフォンのキャンペーンは。

キャリアだとまたいろいろ違うのかもしれませんけども。

個人的には過去の経験からGoogleストアで買い替えるほうが好みではあります。

Googleストアでは結構お得に購入できることが多い気がします。

と思ってましたが、今見たら、どういうわけか、AmazonなんかでもGoogleストアよりかなり安い価格で売られているようですね。

単体の販売価格としては安いですね。

ストアポイントとかまで考慮すると違うかなとは思いますが。

一体どういう仕組なのかわかりません。

なんだか釈然としない感じ・・・

もくじ

  1. 概要・スペックほか
  2. 開封と実物紹介
  3. 使ってみて雑感

1. 概要・スペックほか

Amazonの商品ページはこちらです。

Googleストアのホームページはこちらです。

Googleストアの本機の紹介ページはこちらです。

特長

上記のリンク先で十分な情報が得られるかと思いますので、特に引用はしません。

定番の写真のみ。

2. 開封と実物紹介

開けてみましょう

毎度おなじみ、できの悪い写真でいくつか実物を紹介。

と言っても、これまたいろいろなところで目にするものかと思いますので、あんまり細々紹介しませんが・・・

最近は、ポテチ入れたり、なんか開発の苦労を説明するようなオブジェを同封したり、といった変に凝ったマネはしないんですね。

シンプルな段ボールに緩衝材とともに放り込まれている感じ。

Google Pixel 10 Pro XL 段ボール
Google Pixel 10 Pro XL 段ボール

緩衝材を取り除くとこんな感じで無造作な感じで入っています。

Google Pixel 10 Pro XL 段ボールの中
Google Pixel 10 Pro XL 段ボールの中

取り出すと、入っているのは、本体の他にPixel Watch 4などの購入に使える15%オフクーポン付きのPixel紹介パンフレットとPreferred Careの紹介パンフレットです。

この15%オフクーポンが大問題になっているのは、ちょっと別かな、あとかな、ご紹介します。

簡単に言うと、使えなかったんですよ、このコードが。

で、一応ストアのチャットヘルプに問い合わせたら、2日くらいして使えるようになったって返信が来て、でもその段階でほしい機種・色は売り切れになっているという衝撃の事態に・・・

どうしてくれるんですかね。

しかもWatch 3の下取り価格の大幅アップは期間限定で、すでに終了。

おい!!GoogleってかGoogleストア、おかしいだろ!!!

顛末はまた今度。

Google Pixel 10 Pro XL 送られてきた一式
Google Pixel 10 Pro XL 送られてきた一式
Google Pixel 10 Pro XL 外箱表
Google Pixel 10 Pro XL 外箱表

開封するためのシールを使った変な仕組みが今回も使われています。

Google Pixel 10 Pro XL 外箱裏
Google Pixel 10 Pro XL 外箱裏

シールを剥がして内箱を横にスライドして取り出します。

Google Pixel 10 Pro XL 外箱の内箱
Google Pixel 10 Pro XL 外箱の内箱

内箱のフタを開けると、じゃーん。

Google Pixel 10 Pro XL 内箱開けたところ1
Google Pixel 10 Pro XL 内箱開けたところ1

カメラの出っ張り部分だけきれいにカバーされていないのですが、これでいいの・・・?

Google Pixel 10 Pro XL 内箱開けたところ2
Google Pixel 10 Pro XL 内箱開けたところ2

ついにUSB-CとAの変換プラグも同梱されなくなりましたね。

Google Pixel 10 Pro XL 本体取り出したところ
Google Pixel 10 Pro XL 本体取り出したところ

背面、仕上げがめちゃくちゃきれいだと思いました。

写真の撮り方がドヘタというかそれ以前のレベルの問題ですが、色味はもっとMoonstoneって感じです。

すごくいい色だと思います。

Google Pixel 10 Pro XL 本体裏面
Google Pixel 10 Pro XL 本体裏面

見た目で言えば、基本的にPixel 9シリーズから大きな変更なし、ハードウェアの基礎性能のアップとソフトウェアの一層の進化を取り入れた新型、という印象でしょうか。

カメラの出っ張りってやめられないのですかねぇ。

これは世の中の主流になっているようなので、そうなのか、という受け止めではありますが、できればツルッとしてるほうが良くないですかね。

3. 使ってみて雑感

使ってみた感想

使ってみて良かったところ

  • 大きくて見やすい
  • Android 16 QPR1を搭載しているということで、メニューがすごく見やすく、分かりやすく、使いやすくなっている
  • 動作はキビキビ
  • モバイルデータ通信含めて全体に通信の安定感が増している
  • 細々としたところでのAI?のサジェッションがすごく便利
  • Qi2充電対応でiPhoneで言うMagSafeアクセサリーが使えるのがすごく便利
  • 大きいということもあるからかバッテリー持ちは少し良くなっている印象
  • 細かいところでは電源ボタンとボリューム上げ下げのボタンが出っ張りが薄くなってる気がする

大きくて見やすい、は、まあまあそうかなという感じでしょうか。

でも、老眼はかなり進んできたので、もはや画面のサイズどうこうという問題でもないというところはありますが、それでも表示面積が広いのは何かと見やすいですね。

それから、ほかのPixel端末でベータ版のプログラムに参加しているのでQPR1の良さは感じていましたが、実際のメイン端末がAndroid 16 QPR1になると、ほんとに使いやすいのを実感できます。

メニューもかなり整理されて、予想もつかない深いところに見つかるということも少なくなったと思います。

というかすごくわかりやすいし、あと、さすがGoogle、メニューの検索もしやすいので迷いが少ないです。

Material 3 Expressiveというやつ、見やすいですね。

ここはタップできるんだっけ?みたいな表示のされ方が少なくなりました。

オンオフスイッチもオフだとバツ印でグレーアウトしますし、オンだとチェック印できちんとカラーになるし、状態の判断に迷いが出ません。

よくあるのが、オンにする、すなわちいまオフを意味しているのか、オンの状態である、を意味しているのかわからないスイッチです。

あれ、自然にわかるときは良いですが、なんとなく迷い始めるとさっぱりわからなくなるという・・・

こういう細かいところの洗練度の高まりは、地味ですが、とても大事だと思います。

そうそう、動作はもちろんキビキビしていると思います。

いつも書いているとおり、重たいゲームとかはやらないので真価はよくわかっていませんが、当然もたつくことはないです。

どちらかというと通信の初速問題のほうが大きいかな、と感じます。

ただ、ゲームをやらない中で唯一数分の時間つぶしに使うのがMicrosoftのSolitaireなのですが、成功したときなどのアニメーションなんかがぎくしゃく動くんですが、なぜでしょう?

なんか不良?

で、実は私がいつも重視している通信の安定の件です。

残念ながらPixel 9シリーズは特にモバイル通信の安定感がいまいちだったように思います。

もちろん私がdocomo回線を使っているということが影響しているのは間違いないと思いますが、9 Proのときには、通勤の電車内で通信に関して我を忘れてしばらく通信なし状態になってしまい、しばらく目を覚まさないことが発生していましたが、10 Pro XLに乗り換えてからはそういった現象はほぼ感じなくなりました。

これは大変重要です。

いろいろなところで弱点と言われていたと思いますが、かなり改善してきたと思います。

今後ももっとソフトウェア的な詰めで良くなってほしいです。

ま、そもそもdocomo回線が多くの接続がある時中心につなぎ目で電波の連続が悪くて途切れがち、というのが根本の問題じゃないかと勝手に素人考えしていますが、10 Pro XLにしてからつなぎ目での瞬断からの復活がもたつかなくなったという実感があります。

それから、ちょっと話が変わって、ついでみたいな話ですが、Gboardで文字入力する際やLINEで日程に関するメッセージを貰ったときなどにさり気なく入力する文字のサジェッションがかなりミートする内容で表示されるのも、地味に良いです。

まるまる使えるとも限りませんが、結構いい線いってきてるように思います。

今後に期待です。

ホントは音声入力したいと常日頃から思っていますが、電話さえも憚ってしまう環境および性格を考えると、文字入力のサジェッションの進化は期待が高まるところです。

使っているさまざまな場面で次に繋がるサジェッションとかヒントのようなものを出してくれる機能が全般にあって、煩わしいと思う方もいらっしゃるとは思いますが、私は今後への期待も含めてすごく良いものだと受け止めています。

それから、充電に関して、というかQi対応に関してですが、これは良い決断だったと思います。

癪に思っているのかもしれない、と微笑んでしまいますが、でも、磁石も使って充電するという仕組み、ずれないですし、磁石部分のお陰で用途が広がって、便利なのは違いないですから。

早速、Googleストアで売っているGoogle Pixelsnap リングスタンドってのを買ってしまいました。

高いんですけど・・・、でも良いです、色もフィットして。

これは今度ご紹介しようと思います。

Qi2対応のワイヤレス充電器を持っていないので、ワイヤレス充電の場合の充電スピードはまだ知らないのですが、噂によるとかなり早いとのことなので、いずれ購入したいと思っています。

バッテリー持ちに関しては、うーん、私の使い方だと、少し良くなったかな、という印象です。

9 Proから10 Pro XLの乗り換えなのでそのままの比較にはならないと思いますが、ディスプレイが大きくバッテリーも少し大きいのとディスプレイが少し小さくバッテリーも少し小さいの、という比較で、少し良くなったかな、という印象を持っています。

バッテリーも少し使ってみてアダプトしてくるのかもしれないのでちょっとわかりませんね。

2つほど、ライフログ系のアプリをバックグラウンドでも最適化させない運用をしていて、これは結構地味にバッテリーに負担をかけているような気はしていますが、本当のところは定かではないです。

そうそう、ボタンの出っ張り、薄くなってますよね、多分。

このほうがスッキリしてかっこいいと思います、好印象です。

違うかな。

あと、Pixel 10ということと関係ないとは思いますが、PixelからPixelへの機種変更で移行を行ったところ、引き継がれる内容が充実してきているのを感じました。

iPhoneだと機種変更など何もなかったように完全にもとに復旧するという凄さがあり、こういうところがユーザーによく向かっていることを実感させますが、Androidも少しずつ良くなっているのではないでしょうか。

もちろん、そもそもGoogleそのものの設定の項目はクラウド上で定義されているので関係ないと思いますが、Android端末そのものの設定も多くが引き継がれるようになったのは嬉しいです。

とは言え、正直、まだまだの部分も多々あるので、買い替えは本当にヨッコラショって感じになっちゃうのは辛いところですね。

Wallet系が面倒なのは致し方ないというか、当然と思っていますが、各アプリの設定なんかが全滅してたりすると悲しくなってしまいます。

作り方に一定の決めを設けて移行がしやすくなる構成じゃないとリリースされない仕組みにするとか・・・

それにしても、随分と良くなってきて、ユーザーフレンドリさはやっとiPhoneに近づいて来たかな、という気がします。

使ってみて気になったところ

  • やっぱ、ちょっと大きくて、重たく、重心がちょっと上にあるので・・・

わかっていたことではありますが。

結構ずっしりきます。

まあ、ぱっと見も結構な大きさ感があってインパクトあるかと思います。

特にカメラ部分が重たいと思われ、片手で持って操作するなどの場面でちょっと不安定になりそう、不安になりそう、という感じでしょうか。

いや、これ、Pixel 9シリーズのときも言われていたことだとは思いますが、10でもやっぱり重心も含めて、軽く思われる作りにするというのはまだ将来の課題のように思われます。

でも、かみさんのiPhoneを持つと、結構軽いのでびっくりしますよね。

なんの違いでしょうか。

使ってみて

やっぱりすごく良いと思います。

改善点はまだまだあるだろうと思います。

使っていくと気づくことも多々あるだろうと。

そもそも、もっと軽くするということも重大なスペックアップだと思いますので、ぜひ真剣に取り組んでほしいです。

とは言え、最新の機種って感じです。

Googleのソフトウェア、AI、クラウド等々の素晴らしい技術が生かされていると感じます。

若干ダサめだったところも、だんだん良くなってきているように思います。

確実に弱点が少なくなってきている、ということじゃないでしょうか。

iPhoneと比較する話になりがちですが、できることというレベルでは大差ないと思うのです。

思想の違い等々から出る細かいところの違いのようなものが使い勝手などに影響を与えて、印象が異なるところも多々あるのだと思いますが、とは言え、一わたりできることに差はないと思います。

ときどき、あれ、これはできないんだ、みたいなことはあるのかもしれませんし、人によっては致命的な部分だったりして否定的な意見につながったりするのかもしれませんが、いやいや、似て非なるものだと思って持ってみれば、なるほどどちらもなんだってできるし、とにかく便利なデバイスです。

Androidも進化してここまで来て、すごく良いものになったと思います。

重さ、バランス、あとカメラ部分の出っ張り、が改善していけば、もっともっと好まれるのではないでしょうか。

私もそのあたりは間違いなく気になるポイントですが、とは言え、間違いなくこのPixel 10 Pro XLはこれまでで最高の端末だと思っています。

加えて、5Gというかモバイル通信の初速度の問題がきっとあるのだと思っていて、これは端末側ではなく通信側の中の方々に頑張っていただきたいところです。

通信が始まって安定してからの速度が動画何秒でダウンロードできるかなんて、ベースの速度がここまで早くなればそんなに気にする人はいないと思うのですが、アプリなどが立ち上がって最初の通信でデータアップデートするところの微妙なもたつきは、ぜひとも改善して欲しい根本的なポイントじゃないでしょうか。

まったくの素人の勝手な考えですいません。

それって本当の5G通信が一般化すると感じなくなるものなのでしょうか。

重さなど、改善の余地があるところもいくつか上げましたが、逆にそんなところくらいなんですよね、あえて言いたいところは。

それ以外、すごく良くできたデバイスになっていると思います。

気に入りました。

愛用します。

もちろんこれからの進化にも期待します。

まとめ

正直、お高い、のは事実ですね。

誰もがそうかそうか、と言って購入できる価格ではないように思います。

1万円の割引とPixel 9 Proの高額下取りと高額なストアポイント付与との合わせ技で、私も、まあ買ってみるか、という気になったくらいで。

円安の影響もあり、世の中、ものの値段が上がっていて、特にスマートフォンの価格の広がり (高いものは一層高く、お安いものは引き続き結構なお得価格でという意味で) には驚かされます。

リーダーたるiPhoneも頑張りつつも結構なお値段ですし、しょうがないとは思いますが、ちょっとさみしいですね。

まあデフレからの脱却を目指して、ものの値段が上がるようにしようと頑張ってきたわけですから、やろうとした通り実現しました、という感じですが、給料のほうが同じように上がっていかないといかんですよね。

それはさておき、よほどのお得な買い方ができるようじゃないとおいそれと手が出るものではないとは思いますが、でも、可能なら、おすすめです。

特にもう長らく古い端末をご利用の方、最新の便利さに触れてみてはいかがでしょう。

楽しいです。

価格的には・・・ですが、おすすめします。