DigiGucci Blog 
以前から気になっていた低温調理器ですが、そこそこのお値段がすることもあり、ちょっと二の足を踏んでいましたが、楽天モバイルの契約などで楽天ポイントが入ったこともあって、ポイントで購入してみました。
沢山の種類の調理器が売られていて、どれが良いものか悩んだんですが、評判の良さそうなものから探してみて、結局、日本向けに設計を一新した、国内正規品、国内品質保証、といった説明がついていたこのHismileの低温調理器にしました。
BONIQというブランドのものが評判はいいようでしたが、予算（ポイント）的に無理でしたし、初めての購入にはちょっとお高い印象で、こちらに決めました。
楽天のHismile Shopというメーカー直営と思われる楽天内のお店で購入しました。
購入から即発送してもらえて、ほぼ最短くらいの時間で到着しました。
もくじ
1. 概要・スペックほか
Hismileの商品紹介ページはこちらです。中のリンクから取扱説明書を確認することもできます。（リンクがまずい場合はご連絡をお願いします。）
特長
特長1
美味しさの秘訣は独自の温度制御
高精度のチップを採用し、誤差がわずか0.1℃と正確な温度管理機能を実現。
特殊な3D流路設計で、ムラなく均一に水を循環させます。
さらに時短と嬉しい静音化にも成功。
特長2
取り外して洗えるステンレスボディ
取り外して洗える設計で、毎日使ってもお手入れらくらく簡単。
ステンレスカバーを外して水だけで洗浄できます。
特長3
独自のクリップ設計。片手で簡単設置
鍋を挟み込むクリップ式で、大きな鍋でも小さな鍋でも片手で簡単に取り外しできて使いやすい！
特長4
日本向けに設計を一新！こだわりのポイントがいっぱい
・長すぎず短すぎずちょうどいい1.9ｍの電源コード
・電源コードは収納しやすいバンド付き。
・プラグは日本規格の2Pタイプです。 変換アダプターを別途購入する必要がありません。
・温度表示は摂氏（℃）です。海外仕様の華氏（°F）から摂氏（℃）に切り替える手間はいりません。
特長5
本体はIPX7防水仕様で、安全性が高い
「IPX7防水仕様」なので、料理時の蒸気が多くても、故障する心配なく、快適にご使用いただけます。
仕様
機種名 HS-SV6B
電源 AC100V、50/60Hz
消費電力 850W
材質 本体 PC樹脂
サーキュレーター ステンレス
下部蓋 PC樹脂
使用環境温度 5-35℃
設定温度 25-90℃ (±0.1℃)
設定時間 0時間1分-99時間59分
電源コード長さ 約1.9m
製品寸法（電源コード含まず） 幅11×奥行き11×高さ38.5cm
製品質量（すべて含む） 1100g
付属品 レシピブック、取扱説明書（保証書含む）
QAの中に、「保証期間は国内メーカーによる１年間保証です。商品には万全を期しておりますが、万一お届けした商品に不具合があった場合、メーカーのほうが無料で返品・修理・交換いたします。サポートはすべて日本国内で対応しているので、いつでも安心して、お気軽にお問い合わせて下さい。保証書は付属されています。取扱説明書と一体のものです。お買い上げ日より本体1年間保証です。」と記載されていて、安心して購入することができますね。
2. 使ってみて雑感
いまどきこういう事を言うと問題かもしれませんが、我が家では未だに料理はかみさんの分担になっており、これを使った料理も、基本お任せになっています。
それはさておき、まず届いた瞬間、「デカッ」って思いました。想像以上の大きさでした。
写真だけだとちょっとわかりにくいかもしれませんが、それでも、伝わるのではないでしょうか、背景とかと見比べてみて、大きさが。
もっとこじんまりしたものを予想していたので、ダンボールから商品の箱を取り出し、箱から中身取り出してみて、やっぱり、大きい！って感じでした。
部品をさっと洗うので取り外せるところを取り外してみたところですが、表示部からしてなかなかの大きさ。
で、鶏肉やサーモンなどで早速活用してみましたが、かみさん曰く、大きいので、我が家にあるそこそこの大きさの深鍋を使っても横の巨大クリップのような留め部の3段階のうち、真ん中で留めちゃうくらいだそうです。
まだ使い始めたばかりで、狙ったとおりに作れたものもあれば、ちょっと火が通り過ぎてしまったものもありますが、総じて、簡単に中まで火が通って、しっかり温かい肉料理や魚料理ができます。
取り出したあとで、肉とかだとさっと焦げ目をつけるように焼いておくと、本当に美味しい料理になります。
ヨーロッパの家庭に普通にあるような、しっかりしたオーブンみたいなものがなくても、中までちょうどよく火が通って、表面が焦げすぎたりしない料理が簡単に可能です。
よく、ローストビーフの作り方、みたいなやつで、アルミホイルにくるんでしばらく寝かしておいて云々みたいのが出てきますが、それよりも多少手間でもしっかり温かくかつ半生みたいな仕上がりのローストビーフが簡単に作れます。
弱点は、まあ、結構な大きさがあるので、しまっておく場所をくうのと、なので取り出したりするのが億劫になってしまって、あまり使わなくなる心配があること、というのは予想していますが、それはこの商品が意外と大きいということ以上に、家が狭いとか、そっちの問題が大きいので、あまり言えないかもです。
肉、魚を焦がさず中まで火を通しつつ、旨味を残して、パサパサにならずに、しっかり温まった状態を、ほうっておいて作れるのは本当に便利です。
電子レンジを使うのとも全然違いますね。
大きいのとは裏腹ではありますが、表示画面はしっかりした大きさがあり、かつ斜めになっていることもあって、すごく見やすいです。
時間設定や温度設定など簡単にできますし、アラームで知らせてくれるのも便利。
動作中はすごく静かですので、他の作業で集中したいときなどでも全くじゃまになりません。
鍋にセットして、アラームが鳴るのを待つだけ、といった感じです。
クリップで鍋に止めるのも簡単です。
食材をビニール袋に入れて調理するので食材等々でひどく汚れることはまずないですから、後片付けも簡単ですし、防水設計になっているので安心です。
使い勝手やサイズ感などについては、これからまだ成熟の余地はありそうにも思いますが、肉や魚の塊を上手に調理する道具としては、あると本当に便利なものだと思いました。
サーモンの大きめの切り身や鶏のむね肉やささ身、卵などをやってみましたが、どれもすごく美味しくできました。
卵は温泉卵になりました。
鶏肉などはネギも一緒にビニール袋に入れて調理すると、美味しく仕上がるわけですが、そうでなくても完全に空気を抜くことは難しいので、鍋の中にビニール袋に入った食材を入れると微妙に浮いてくるため、重ためのお皿をかぶせるようにして一緒に沈めたり、といった工夫が必要になるかもしれません。
で、いくつかやっていると、真空パックを作る道具も欲しくなってきます。
いくつか探してみましたが、それなりにしっかりと真空にする道具だと1万円以上しますし、しっかり作るためには専用のビニール袋が必要になるらしく、ランニングコストも馬鹿にならないようです。
数千円のものもあるようですが、しっかりと密閉されるのかどうか、ちょっと微妙に見えました。
いずれにしても、真空にすることそのものに本質的なところでもないようなので、無理に調達する必要もないかな、と、今は思っています。
しかし、これはよくできているし美味しく仕上がります。
おすすめの道具です。
