ロジクールLogicool MASTER SERIES キーボード MX KEYS KX800が使いやすい

KX800全体

写真ヘタですいません。しかも、なんかホコリで薄汚れてる・・・。

ロジクールLogicoolのMASTER SERIESのちょっとお高いキーボード MX KEYS KX800 を使っています。
キーボードは単純なデバイスに思えますが、実はいろんなニーズがあって、様々なバリエーションがあって、人それぞれだとは思うのですが、自分の今の環境での使い方としては、最高のキーボードデバイスになっています。
ご紹介します。

KX800左側
KX800左側
KX800右側
KX800右側

大事なこと1つめ。
その前に、一応このご時世ですし、無線接続が前提です。というか、大事なこと2つめの通り、モバイルデバイスを含む複数デバイスでの利用を想定しているので、無線接続が前提です。
1つめ。
キーボードのキーのレイアウトというか配置が日本語キーボードの標準形にできるだけ近いこと。キーボードですので、これが優先度高いのは当然です。ひとそれぞれの好みがあるとは思いますが、私は日本語キーボードの標準形が希望です。会社のキーボードもそうですし、ラップトップPC(ハード好きなもので、Pixelbookなんていう、GoogleのChromebookを持ってるんです、今度紹介します)は普段はあまり使わないこともあり、あまり変な工夫の入ってない、標準形で打ちたい、というだけではありますが。慣れの問題だと思うんですが、いろいろなのが混じっちゃうと、それでなくても遅いタイプがますます遅くなっちゃうので。
無線接続タイプ、特にBluetooth接続のキーボードは一般にモバイルデバイス等での利用を想定しているのか、小さくて軽いことが売りになっているようで、通常の106/109の標準レイアウトのキーボード自体が意外と少ないです。

2つめ。
Unifyingレシーバーとか専用の接続方式でも通常のBluetoothでも接続できることです。普段は自作のデスクトップPCを使っているわけですが、会社のモバイル端末(最近のモダンPCとか言うやつで、薄い取り外し可能なキーボードカバーが付いている、タブレットみたいなタッチパネル式のPC本体のタイプ)もあり、両方に簡単に接続できることが重要なポイントです。
さらに、自作のデスクトップPCでBluetoothドングルも使っていますが、これでキーボードとマウスを接続すると、BIOSレベルで認識されないので、起動時にいちいち「キーボードがない」と引っかかる上に、実際にBIOSを触りたくなったときにホントにアクセスできないという問題があるため、やっぱりLogicoolのUnifyingレシーバーでの接続が一番です。一方で、会社のモバイル端末やその他のデバイスはBluetoothでの接続が便利なので、両方に対応していることが重要です。

3つめ。
2つめとつながっていますが、複数の接続先を簡単に行き来できること。できればボタンひとつで簡単に行き来できるというのが希望です。この状況下で自宅勤務が続いていると、モバイル端末からVPN接続した会社のリモートデスクトップ環境からネット検索するとあまりに重くて調べ物もはかどらないので、自分のPC環境も同時に利用したくなるわけで、その行き来は極力簡単に、というのが理想です。
この点、KX800はFuncitonキーの並びのところに3つの接続先を簡単に選択できるボタンが付いています。これはもう、理想的です。

実は、ここまでの条件で探すともうかなり絞られてくると思われます。というか、ここまででほとんどの候補が消え去っていきます。もちろんLogicoolの接続方式にこだわるものではないですが、要するに、BIOSレベルで認識される方式に対応している、となるとかなり限定されてしまうと思われます。もちろん全商品を調べたと言い切る自信もないですし、かなり金に糸目をつける方ですので、その前提ではありますけど。
この点、MX Keys KX800は完璧です。ほんとに完璧です。
Microsoftのキーボードとマウスもいいものが多いですが、この条件でこれはと思うものを見つけることができませんでした。

4つめ。
普通に打ちやすいキーボードであること、で、さらに、タイプしたときにあまりうるさくないこと、です。普通に打ちやすい、は自分の好みと慣れみたいなところもありますが、音ですね。これは、まーついでと言えばついでですが、決して広くない、いや狭い家で、キーボードがカチャカチャいっていると、うるさく感じる人がいるもんですから・・・。

ということで、MX Keys KX800です。理想的です。
その他、以下のポイントも。

  • USB-Cでの充電。
  • そこそこの充電持ち。
  • バックライトがついていて、手が近づくと自動的に点灯し、しばらく操作しないと消えて節電する。
  • しっかりとした重さで安定感抜群。
  • Logicool OptionsなるソフトウェアでFuncitonキーの設定をカスタマイズできる。

ということで、このキーボードは当面重要デバイスの地位に君臨すると思われます。
ま、金に糸目をつける方の人間としては、キーボードにこの金額のお金を出したということで、これはちょっとした事件でしたので、かつ、実際に満足感が高かったので、ご紹介したかった、というところなのでした。

実は、この上にCRAFTなる機種があり、ほぼ似た機能に更にキーボードの左上角部分にダイヤルが付いていて、きっと動画や画像編集などのクリエイティブ系の作業にピッタリのキーボードが存在しています。KX800を買ったあとで気づいたんですが。さすがに、この値段は・・・、ですが、こちらも良さそうです。

キーボードに高いお金を出すことをあまり考えられない身分ではありますが、かっこいい言葉で言えば生産性のあまりの違い、つまりストレスのなさや操作性利便性の向上に、高いものには価値があって意味がある、と感じる買い物でした。