【ギター関係紹介】 ついに、いよいよ、マルチエフェクターの登場、ZOOM G1 FOURをご紹介

ZOOM G1 FOUR 本体真上から

今回もギター関係紹介シリーズです。

来週あたりは、今回のAmazonプライムデーで購入したもの、と言っても大したものは買いませんでしたが、それを紹介しようと思ってます。

物欲は、やっぱり低迷中です。

前回紹介のオーディオインターフェースは、アナログのエレキギターの音をPCに取り込む機器で、取り込んだデジタルデータをソフトウェアで加工して、歪ませたり、コーラスかけたり、というギターらしい音にする、そういう入口になる機器でした。

今回はエフェクターですね。

ギターの音を直接シールドで受け取って、加工するという。

高校生のときにバイトして買ったのは、ボリュームペダル、イコライザー、オーバードライブ、コーラス、リバーブです。

練習に持っていくのに、アタッシュケースみたいなケースにエフェクターを短いシールドで繋いできれいに配置して電源供給もまとめて行う、そんな立派なものを作ってもらって、重たいギターとエフェクターセットを持ち歩いたものです。

が、今回のエフェクターはいわゆるマルチエフェクターで、高校生のときに買ったような個別のエフェクターのエフェクトが1台で作れる、というものです。

恐ろしいです。

こんなに簡単にこんなにコンパクトな機器で、結構いい音で、マルチエフェクトできるなんて。

どのエフェクター、アンプをどういう並びでどう使うか自由に設定可能です。

すごいです。

ということで、ZOOM G1 FOURのご紹介。

本機は、単3電池4本使いますが、ACアダプターでの電源供給も可能で、ACアダプターは単体でも、G1 FOURとのセットでの販売もされています。

もくじ

  1. 概要・スペックほか
  2. 開封と実物紹介
  3. 使ってみて雑感

1. 概要・スペックほか

Amazonの商品ページはこちらです。

ZOOM商品のページはこちらです。

以下に引用などでご紹介します。

支障がありましたらお知らせください。

特長

Amazonの商品ページから

『G1 FOUR』は、70種類以上のアンプ/エフェクトモデルを内蔵し、最大5個を自由な接続順で同時に使用可能。実機の内部回路を忠実にエミュレートした13種類のアンプモデルと先進のIR(インパルス応答)を用いたキャビネットモデル、有名ブティックペダルのモデリングを含む60種類以上のギターエフェクトを標準搭載。さらに、PC/Mac用アプリ「Guitar Lab」から配信される、追加のアンプモデル/エフェクト/パッチをダウンロードして、本体に無償でインストール可能。ルーパー機能、リズムマシン機能、チューナー機能、ヘッドフォン端子、音楽プレイヤーを入力できるAUX IN端子を備え、普段のプラクティスからライブステージまであらゆるシーンに対応します。

G1

1つのペダル。サウンドはエンドレス。

70種以上のエフェクト&アンプモデル、ルーパー、ドラムマシンを内蔵。さらに、Guitar Labから配信される追加エフェクト/パッチで、ギターサウンドの可能性と音作りの楽しみをエンドレスに追求。

G1G1 FOURG1 FOUR
創造力を刺激する60エフェクトベーシックなエフェクトのみならず、リングモジュレーターやピッチシフト・ディレイ、さらにはシタール・シミュレーションなど、トラディショナルからブティックまで60種類以上のエフェクトを内蔵。13種のアンプモデルFender、Marshall、Orangeなど、13種類のアンプモデル※を内蔵。実機を忠実にエミュレートしたヘッドアンプ+IR(インパルス応答)を用いたキャビネットが生み出す、リアルなアンプモデリング・サウンドを、ギターと一緒にどこにでも持ち運べます。※ 13種類のアンプモデルは、以下モデルのサウンドをシミュレートしています。1. Marshall JCM800 2203, 2. Marshall 1959 SUPER LEAD 100, 3. Fender ’65 Twin Reverb, 4. Fender ’59 Bassman, 5. Fender ’65 Deluxe Reverb, 6. Class A British combo amp, 7. Mesa Boogie Mark I combo amp, 8. Bogner Ecstasy Blue channel, 9. Hiwatt Custom 100, 10. Mesa Boogie Dual Rectifier Orange Channel, 11. Orange Graphic120, 12. Diezel Herbert Channel2, 13. Matchless DC-30GUITAR LAB対応実機同様のグラフィカルなUIで、エフェクトおよびパッチの編集/並び替え/バックアップ作業がワンストップで行える、PC/Mac用アプリ「Guitar Lab」に対応。オンラインで随時配信されるアンプモデル、エフェクト、パッチを追加して、新しいエフェクトの組み合わせや設定をさらに追求することができます。
G1 FOURG1 FOURG1 FOUR
ドラムマシン搭載リアルなドラム音源を使用した68種類のリズムパターンは、ロックからジャズまで幅広い音楽ジャンルに対応。メトロノームとして活用できる4/4拍子、3/4拍子、5/4拍子のシンプルなリズムパターンも内蔵しています。いつでもリズムに合わせて、ギターを練習できます。ルーパー機能を搭載内蔵ドラムマシンと同期できる、最長30秒のルーパー機能を搭載。エフェクト込みのフレーズをオーバーダビングして、バッキングからソロまで一人で行うループパフォーマンスが楽しめます。オートセーブ機能オートセーブ機能をオンにすれば、あなたのエフェクト設定は自動的に本体に保存されます。直前までのエディットを、常に逃さずメモリーします。
G1 FOURG1 FOURG1 FOUR
ライブ演奏に適した2種類のモードを用意。MEMORYモード(プリセレクト機能)では、現在使用中のパッチ音色を保持したまま、離れた番号のパッチに切り替えることが可能。目的のパッチを選んで確定するまで、余計な音を出さずに切り替えることが可能。STOMPモードでは、パッチ内の個々のエフェクトをフットスイッチで自在にオン/オフできます。また、全体の音質を調整するアウトプットEQを備え、トップパネルの4つのノブで演奏環境に応じたトーン補正が瞬時に行えます。シンプルなUI『G1 FOUR』/『G1X FOUR』の操作パネルは、デスクトップでの使用も考慮したデザイン。ドラムマシン、ルーパー機能のON/OFFや、4つのツマミでエフェクト設定も直感的に調節でき、思い通りのサウンドを作成できます。バッテリー駆動『G1 FOUR』は、単3アルカリ電池4本で約18時間の連続使用が可能。別売ACアダプタ(AD-16)またはUSBバスパワーでも駆動します。
  • 実在モデルを忠実にエミュレートした、13種類のアンプ/キャビネットモデル
  • 有名ブティックペダルのモデリングを含む60種類以上のギターエフェクト
  • ドラムマシン、ルーパー機能のON/OFFや、4つのツマミでエフェクト設定も直感的に調節でき、思い通りのサウンドを作成できます。
  • 単3アルカリ電池4本で約18時間の連続使用が可能。

2. 開封と実物紹介

開けてみましょう

できの悪い写真でいくつか実物を紹介。

予想よりもコンパクトなパッケージです。

ZOOM G1 FOUR 外箱
ZOOM G1 FOUR 外箱

本体、電池(単3が4本)、説明書の類、です。

ZOOM G1 FOUR すべて
ZOOM G1 FOUR すべて

いくつか書類が入ってます。

プリセットされている音の説明のようなものも入ってます。

ZOOM G1 FOUR 説明書一式
ZOOM G1 FOUR 説明書一式
ZOOM G1 FOUR 保証書
ZOOM G1 FOUR 保証書

ボタン類はたくさんあります。

ZOOM G1 FOUR 本体真上から
ZOOM G1 FOUR 本体真上から

左から、INPUT(ギターの音を入れる方)、AUX IN(他の音を混ぜたい場合に使用)、DC IN(ACアダプターからの電源)、MicroUSB!(DC 5Vとあります)、OUTPUTと並んでいます。

AUX INできるのもいいですし、MicroUSBで電源供給できるのもいいですし、もちろん、MicroUSBでPCに接続して、アプリでパッチ管理やエフェクトの編集・追加などができるのがすごいです。

ZOOM G1 FOUR 本体上側面
ZOOM G1 FOUR 本体上側面
ZOOM G1 FOUR 本体下側面
ZOOM G1 FOUR 本体下側面

今回はデスク周りを新調(と言っても大分経ちますが)したこともあり、ACアダプターのセットを購入しました。

ZOOMの多くのコンパクトな製品で使えるもののようです。

アダプターが大変コンパクトです。

ZOOM G1 FOUR ACアダプター 外箱
ZOOM G1 FOUR ACアダプター 外箱
ZOOM G1 FOUR ACアダプター 本体1
ZOOM G1 FOUR ACアダプター 本体1
ZOOM G1 FOUR ACアダプター 本体2
ZOOM G1 FOUR ACアダプター 本体2

3. 使ってみて雑感

使ってみた感想

スペック・機能などの面から

  • 13種類のアンプ/キャビネットと60種類以上のギターエフェクト
  • デフォルトで40のプリセットサウンド(パッチ)
  • ドラムマシン機能やルーパー機能も装備
  • Guitar Labソフトウェアでエフェクトやパッチの新規作成、編集等がグラフィカルなUIで可能
  • コンパクト
  • USBバスパワーでもACアダプターでも単3電池4本でも駆動可能

使ってみて良かったところ

  • 普通にいい音
  • 本機だけで、PCやスマートフォン、タブレット等からの音をAUX INして、ギターの音と一緒に出力して、ヘッドフォンで聞くことか可能であり、実際の楽曲に合わせて練習したりが簡単
  • PCソフトウェアでサウンド作りが可能
  • 本機本体でもサウンド作りや細かいチューニングが可能
  • 中年のギター再チャレンジャーには十分すぎるほどのエフェクトや付属の機能
  • ドラムマシン機能、ルーパー機能も便利
  • プリセットされている音が結構いい
  • パッチに余裕があるので、自分で作って気に入ったサウンドをたくさん保存できる
  • 比較的コンパクト

使ってみて気になったところ

  • 中年には操作が覚えにくいところがある

使ってみて

操作が覚えにくい、というのは、本当に自分の衰えを表しているだけなので、大したことではないです。

いつもいつも音を作ったりするわけじゃないですし。

とにかく普通に良い音です。

上記の通り、ギターと別ラインでPCの音声出力→本機→ヘッドフォン、と繋いで、タブ譜の練習ソフトの出力を聴きながら、ギターの音を出して練習しているのですが、本当に簡単に良い音が出せるので、便利です。

追加の機材等なしで、AUX IN(もちろんエフェクトを通らずスルーした音で)できるのも秀逸です。

色々な方法で電源供給できるのもナイスです。

とにかく、良いです、これ。

時間があったら、実際に使うところもご紹介してもいいかなと思ってます。

まとめ

いいものですね、さすがZOOM。

昔は1台1万円前後のBOSSのエフェクターを中心に、結構な大金を使ってエフェクターを揃えたりして、お金のかかる遊びでした。もちろんお金のない年頃だったわけですが。

しかも、音の加工の種類数だけエフェクターが増えるので、持ち運びは当然大変で、しかもちょっとした練習を始めるにも、どっこいしょ、ってなりがちでしたが、これ1台ですべてが賄えます。

1万円程度、持ち運びが苦にならないコンパクトサイズ。

素晴らしいです。

ほんとにギター初学者には、比較的安くて、豊富な機能で、本当に便利、持っていて損をしない一品だと思います。

ボリュームペダル付きのほうがかっこよかったかな・・・、まあ、人に向かって演奏するなんてことはないでしょうから、不要な機能だとは思いますが。