今回は!久しぶりの中国メーカー製の新たなタブレット紹介です。
ギターシリーズは、また、ネタ切れのときに。(笑)
ここ1、2週間でいくつか、と言っても軽いものがほとんどですが、買い物しましたので、今後ご紹介したいと思います。
今日は、タブレットです。
またも、中国メーカー製のタブレットです。
CHUWI、Teclast、BMAX、Blackview、ALLDOCUBEなどなど、それ以外にもタブレット系ではLenovoとかHUAWEIのMatePadとか、さらにAmazonのFireタブレットとか、それなりに紹介してきましたが、特に中国メーカー製のタブレットにはどこかに完成度の低い部分が残っていて、気になる、という程度の気になり方で、様々調べたりして、長旅を続けてきていて、一旦落ち着いてはいますが、今回、やっぱり気になる、ということで新たなメーカーのタブレットに手を出してみた次第です。
AAUWというメーカー。
私自身そんなに詳しいわけではないのでそもそもよく知りませんが、この名前は初めてです。
よく見るとUAUUというメーカーもあって、それぞれ、関係があるのかどうかもよく分からず、いやその前に読み方もよくわからないわけですが、それでも、1点画期的なところに気づいたので、思い切って購入してみました。
画期的というのは、4G LTEの対応バンドなのですが、これまで観てきたものはすべて、B18, B19、つまりauとdocomoのメインのバンドの1つに未対応で、全国幅広く安定的に使おうと思うとSoftBank回線しかない、ということと、それに加えて、Widevine L1にも対応している、という点です。
これについては、どう調べても、他には見つからないすごいポイントなので、思わずポチってしまったのでした。
ということで、ご紹介します。
もくじ
1. 概要・スペックほか
Amazonの商品ページはこちらです。
以下に引用などでご紹介します。
支障がありましたらお知らせください。
弊社の製品は1年品質保証があり、何か問題がございましたら、下記の方法で弊社までお気軽に問い合わせてください。
- 1、「アカウントサービス」>「注文履歴」>「販売元」>「質問する」
- 2、ご注意、 格安SIMのご利用には必ずAPNの設定が必要で通話機能の利用も「VoLTE」をOFFする必要があり、詳細についてはお気軽にサポートまでお問い合わせください。
OS | Android 12+GMS認証済 |
CPU | Unisoc T618(A53×6+A75×2)ハイパワー8コアCPU+2.0GHz周波数+12nm |
RAM/ROM | RAM10GB(6GB+4GB拡張可)+ROM128GB+1TB拡張 |
ディスプレイ | 10.4インチincell 2000*1200 FHD IPS ディスプレイ、16:10、画面占用率90% |
バッテリー | 6000mAh+18W USB-PD急速充電 |
スピーカー | 4つのスピーカー高音質 |
SIM対応(デュアルSIM) | 4Gバンド:LTE-FDD:B1 B3 B5 B8 B18 B19 B26 B28full LTE-TDD:B40 B41 |3Gバンド:WCDMA:B1 B2 B5 B8 |2Gバンド:B2 B3 B5 B8 |
デュアルカメラ | 13MPリアカメラ+5MPフロントカメラ |
WiFi | 2.4GHz + 5GHz ( support 802.11 a/b/g/n/ac ) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
ビデオ フォーマット | サポート :1080P 60fps Video decoder(H.265/H.264/H.263/MPEG-4/VP8/VP9) |
軽量/厚さ | 430g/7mm |
他の機能 | GPS、顔認証、画面分割、ワイヤレス投影、目の保護、OTG対応、保護者による管理(子供保護)モード |
更に | PSE/TELEC認証取得済み、個人情報保護、日本語の初期設定済み |
- 【2K FHD IPS高画質+4つのスピーカー+Widevineレベル1に対応】T80 android タブレットは、10.36インチのincell 2000*1200 FHD IPSディスプレイを採用しており、鮮明な画質と広い視野を提供いたします。youtubeで動画をご視聴いただく際は、1080Pの高画質に対応しております。16:10のアスペクト比により、心地よい動画鑑賞、ウェブサイトの閲覧体験をお楽しみいただけます。また、Widevineレベル1にも対応しており、Prime VideoやDisneyPlusなどの動画コンテンツをフルHD画質で楽しむことができます。4つのスピーカーを搭載しており、臨場感あふれる3D音質をお楽しみいただけます。さらに、アウトカメラ(1300万画素)、インカメラ( 500万画素)を搭載しており、美しい写真撮影やクリアなビデオ通話が可能です。
- 【RAM 10GB(6GB+4GB拡張)+ROM 128GB+8コアCPU】T80 android タブレット wi-fiモデルには、高性能な8コアCPU 2.0GHzを搭載しており、RAM 6GBによる優れたパフォーマンスを実現し、さらに、4GBの拡張も可能であり、処理速度を向上させました。多くのアプリをストレスなくよりサクサクと利用できます。また、(別売り)FAT32形式で最大1TBまでのmicroSDカードを使用することで、ストレージを拡張することができるので、写真、ビデオ、音楽、書籍などをたくさん保存し、動画視聴、音楽、電子書籍、オンライン授業、ネットサーフィン、絵描き用、ゲームなど、日常生活の様々なシーンで活用いただけます。
- 【タブレット simフリー+wi-fiモデル】T80アンドロイドタブレットは、2つのSIMカードを同時に装着でき、4G-LTEに対応したSIMフリータブレットです。通話とネットワークをサポートし、Wi-Fi環境のない場所でも快適に利用できます。2.4GHzと5GHzの両方のWIFIに対応しており、高速で安定したネットワーク接続を提供いたします。また、Bluetooth 5.0も搭載しており、デバイスとのスムーズな接続が可能です。さらに、GPS機能も備わっており、目的地までスムーズにナビゲーションできます。(ご注意:4G機能を使用する前に、購入前にSIMカードの周波数帯域が日本国内のものに対応していることを確認してください。)
- 【18W USB-PD急速充電+GMS認証済み】T80タブレット androidは、18W USB-PD急速充電もサポートしているため、充電時間が短縮されます。6000mAhバッテリーを搭載し、AIインテリジェント電源管理により、最大12時間の長時間使用が可能です。外出先での長時間利用にも安心してご利用いただけます。また、12nmプロセスを使用し、発熱を抑えながら、低消費電力を実現します。Googleモバイルサービス認証も取得しており、Google Playストアから、Netflix、TikTok、YouTube、LINE、Facebook、Twitter、Skypeなどのアプリを無料でダウンロードしてお楽しみいただけます。煩わしい広告を取り除くこともできます。
- 【軽量で多機能】わずか430gの超軽量なタブレット 10インチ wi-fiモデルです。片手で簡単に持ち運びができるため、外出先や出張先でのビジネスや勉強、または自宅でのリラックスタイムに最適です。顔認証、目の保護モード、分割画面機能、ワイヤレス投影、OTG対応など、さまざまな機能を備えており、幅広く利用できます。初心者にも簡単に利用でき、お子様への最高の贈り物です。(本製品は日本語のマニュアルと日本語によるサポートに対応していますので、どんな問題でも、お気軽に出品者にお問い合わせください。)
2. 開封と実物紹介
できの悪い写真でいくつか実物を紹介。
予想よりもコンパクトなパッケージです。
外装保護シートが付いていて、中国メーカー製のタブレットの場合、しばしば実際にこの内側にいわゆる保護フィルムも更についているケースが多いのですが、本機は保護フィルムなし、外装保護シートのみです。
光沢すごくて、映り込みがすごいです。すいません。
光沢すごい。これ、どうしてこうするんだろう・・・
暫く使うなら、非光沢、反射低減タイプの保護フィルムが必要です。
右面にSIMカードとmicroSDカードのトレイがあります。
あとスピーカーがあります。
スピーカーがあります。
上の面に電源ボタン、音量上下ボタン、があります。
3. 使ってみて雑感
- 2K(2000*1200) FHD IPS
- Widevine L1対応
- RAM 10GB(6GB+4GB拡張)+ROM 128GB+8コアCPU
- FAT32形式で最大1TBまでのmicroSDカード使用可能
- Wi-Fi 5とBluetooth 5.0対応
- 4G LTE デュアルSIM(1つはmicroSDカードとの排他利用)
- GPS対応
- Android 12
- 430g
中国メーカー製タブレットの同レベルのものと同じスペックレベルで、RAMが少し弱いような気もしますが、ゲームなどの重たい処理をさせなければ問題ないように思えます。
大変標準的なレベル、ということかと。
- とても軽く感じる
- 画面は普通にきれい
- 動作は、少しだけ間があくな、と、ごくまれに感じることはあるものの、全く支障ないレベル
- Wi-Fiの動作は標準的で変に途切れたりはなくほぼ安定している
- Bluetoothも同様にほぼ安定している
- povoでの運用で安定している
書いてて当たり前だな、と思うことばかりに思えてきますが、でも、特に通信系は何らかの罠が潜んでいることが多々あり、Wi-Fiが勝手に切れているとか、何もなくて再起動しているとか、何らかの動作で必ずプチフリーズを起こすとか、Bluetoothがブチブチ切れるとか、なにかあることが多いのですが、1週間位使っているところで特にその手のトラブルは発見していないので、これはまず嬉しいところです。
Google Pixel Foldが重たいせいなのか(笑)、とても軽く感じていいです。
- バッテリーの持ちはとても悪い
- LTEのバンドは良いものの、VOLTE対応していないため、音声通話がVOLTEのみのキャリア(au povo)では通話ができない
- 仕事でWebex Callingなるビジネス用のIP電話アプリを使っているが、音の設定を無音にしているのに着信音・相手の声がスピーカーから出る
バッテリーは、うーん、ホントに、これはだめですね。
見ているそばから残量が減っていく気がします。
ちょっと極端な言い方ですけど。
放置しているだけでも1時間に数%ははっきり減っているくらいには減っていきます。
使っていると、目で見てすぐに感じるくらいに減っていきます。
残念ではありますが、充電を欠かさないような運営を心がけるしかないです。
これについては、私の使い方では耐えられるところです。
それから、音声通話の件ですが、わかっていたのですが、ちょっと残念です。
まあ、電話することはないと思いますけど。
SMSも当然使えないので、モバイル通信オンリーということになります。
これについては、全く問題なしです。
で、最後のやつがちょっと微妙なトラブルなのですが、無音設定してるのに、音がなるんですよね。
Webex Callingだけ。
当然、YouTubeとか再生しても音は出ません。
通常の音声通話ができないので、いや、docomoなどのSIMに差し替えて試してみればよいのでしょうが、面倒でやってないのですが、音声通話の着信音なんかも、さすがにコントロールできていそうに思いますが、Webex Callingだけなんだと思われます。
Webex Meetingsももちろん大丈夫です。
よくわかりません。
まあ、MeetingsとCallingを同じ端末に入れておくほうが楽ちんだし、Pixel Foldの方に重たいアプリを入れたくないということもあり、ということで、本機にCallingを入れて使おうとしているわけですが、それをやめれば良いだけなので、致命的ということはないですが。
Amazonのアーアユー店というお店、つまり自社販売店から購入したので、Amazonのメッセージ機能で問い合わせをしてみたところ、開発担当に貴重な意見として伝える、という割とよく聞く前向き(笑)な返信がありました。
いつか良くなるといいなぁ。
そうそう、音は、いまいちですね。
これから音質が気になるほど、音を出して使うニーズがほぼ無いので、全く気にしていませんが。
いや、全然悪くないです。
いや、むしろ良いです。
実は、今回これを買うことにした理由の1つに、これまで使っていた端末では、Wi-Fiなどの通信状態が悪くなると、Webex Meetingsのアプリが通信の悪化と合わせるように落ちてしまう、という問題があり、できればそういう問題のないものを見つけたい、という事情があったからでした。
上でも書いていますが、中国メーカー製のタブレットって、良くなってきていますけど、例えばiPadでは、決して悩むことない、気づくことすらない、当たり前すぎる基本的なところで、やっぱり小さな穴があるんですよね。
それは中国メーカー製の問題ということなのか、Androidの事情なのかはよくわかりませんが、私個人としてはまだ改善の余地があると感じているところです。
そういうことで、何かしら弱点があるわけですが、本機では致命的なものはなく、無用な音が出るとか、バッテリーの持ちの悪さ、とか、まあなんとかなるかな、というものなので、その点で、まずは評価したい機種になります。
とはいえ、Webex Meetingsの件は、まだ十分にテストできていないので、落ちてしまうことが発生するかもしれませんが、そうだとすると、個々の端末の問題ではなく、CISCO側の開発の問題だったり、ということになりますので、スパッと諦められます。
そのあたりを総合的に考えると、なかなか良い端末です。
軽いのも評価高いです。
良かったです、新しいメーカー?のタブレットにチャレンジしてみて。
まだしばらく慎重に使っていくかな、試して見る必要があるな、とは思っていますが、今のところ基本的な機能性能で問題は見当たりません。
読み方すら悩む会社名ではありますが、良さそうに思えます。
中国タブレットメーカーの力が上がってきているとはっきり感じます。
しかも、とても安いです。タイムセールか何かで1万9千円程度でした。
2万円を切ってこの機能性能であれば、一般的な使い方であれば全く不満なく使えるように思います。
CHUWI、Teclast、BMAX、Blackview、ALLDOCUBEなどに比べると、知名度は低そうですが、ものは十分に比較できうる出来だと思います。
多少の安心感を買うなら、上記のメーカーのほうが良いかもしれませんが、一層の安さ、コスパの良さを追求するなら、ありだと思います。
それに、B18、B19に対応している、というのは結構大きいと思います。
実際それで非対応の端末と比べて、どこで困る度合いが少ないか、というと、実際のところはよくわかりませんが。
都心から少しだけ離れたエリアに住んでいて、職場は都心部なので、実はエリア的にはau/docomoでも、B18、B19非対応でも問題ない、ということなのかもしれません。
ひとまず、良い端末に出会うことができてよかったです。
続報すべきことが見つかれば、ご紹介したいと思います。